申請方法も独特な戸川区:0歳児は私立の認可保育園のみ、在園中の兄弟姉妹、保育ママ利用経験家庭が有利!?

 

今回は、世田谷区に続き、東京都で待機児童数ランキング2位の江戸川区の保育園入園の調整指数から、江戸川区に認可保育園に入所しやすい条件を考えてみます。

保育園入所の合否を決める調整指標の説明はコチラ→保活はいつから?何をしたらいい?まずは保育園入所の点数計算をして役所に行こう!!

世田谷区の認可保育園に入所しやすい条件については、コチラ→待機児童数ランキング1位の世田谷区の保活:育休中・単身赴任世帯・兄弟姉妹入園が有利!?

しかし!!実は、江戸川区は、保育制度そのものや保育所の申し込みに非常に特徴があります。

そこで、今回は、江戸川区の保育園入所のための調整指標をみる前に、江戸川区の保育の特徴と保育園の入所の申し込み方法も説明します。

江戸川区の保育の特徴

①江戸川区は区立保育園に0歳児クラスが無い!

江戸川区の認可保育園には、“私立”保育園と“区立”保育園があります。これは、どこの市区町村も同じです。

ただ、江戸川区の区立の認可保育園には、0歳児クラスがありません!

私立の認可保育園(小規模保育施設)の一部のみに、0歳児クラスがあるんです。

こうなると、どうしても0歳児クラスは狭き門になりますね・・・。

コチラに、江戸川区の全認可保育園の募集人数が掲載

②満1歳の翌月から1歳児クラスに申し込める

さらに、江戸川区は、0歳児クラスの無い一部の私立保育園だけですが、1歳児クラスの申し込みに特徴があります。

通常は、4月1日に満1歳を迎えるお子さんまでが0歳児クラスに在籍し、1年間0歳児クラスで過ごします。

例えば、4月4日に満1歳を迎えるお子さんであれば、4月4日で満1歳になるけれども、翌年の3月31日までは0歳児クラスに在籍します。

翌年も4月4日で2歳になるけれども、1歳児クラスに1年間在籍します。

しかし、江戸川区の0歳児クラスの無い一部の私立保育園では、満1歳になった翌月から1歳児クラスに申し込みができます。保育園に空きがあれば、その時に1歳になったお子さんも翌月から1歳児クラスに通い、さらに翌年もまた1歳児クラスに通います。

江戸川区の4月入所の申請の特徴

①毎月の申し込み

江戸川区は、保育園入所にあたっての申し込みの仕方にも特徴があります。

4月入園以外の申請は、区役所又は各保育施設で受け付けています。

②4月入園:まずは第1希望の私立保育園

保育所入園の申請書類を保育施設(保育所など)で受け付けているのも珍しいのですが、江戸川区では、4月に保育園に入園を希望する場合には、受付が2段階になっています。

翌年の4月に入園を希望する場合、前年の11月上旬に第1希望の私立の認可保育所の募集があります。

入所の申請書を提出するのは、自分が希望する私立の認可保育園です。

結果は、翌月の12月上旬に郵送で通知されます。

③4月入園:次に区立保育園と私立保育園2回目

第1希望の私立保育園の結果が通達された翌日から、翌年4月入園希望の区立保育園・私立保育園2回目・区立の延長保育の募集が開始されます。

入所の申請書を提出するのは、区役所又は各保育施設です。

結果は、翌年の2月上旬に通知されます。

なお、私立の延長保育の申請方法や利用方法は、各私立保育園で行っています。

江戸川区で認可保育園に入りやすい条件は!?

区立の保育園に0歳児クラスがなく、4月入所の申請の仕方に特徴のある江戸川区ですが、ここから保育園入所のための調整指標をみながら、江戸川区で認可保育園に入りやすい家庭の条件をみていきましょう。

①1歳児4月区立保育園入園は保育ママ利用者が有利

江戸川区は、伝統的に保育ママ制度が盛んです。

そのため、江戸川区は、0歳児のお子さんには、保育ママ制度の利用を推奨しています。

保育ママは、区の認定を受けた保育ママが、保育ママのお家でお子さんを保育する制度です。

区が保育ママを推奨しているからか、我が家の居住区と比べると、保育ママの月額利用料がかなりリーズナブルです。

さらに、この江戸川区の認可保育園入園のための調整指数表をみてください。

項目の8に、「申込児を保育ママに預けている。」という項目があります。

他の居住区では、保育ママだけでなく、認可外保育園(認証保育園など)に預けて就労している実績があれば、保育ママと差別化されることなく加点がなされる場合が多いでです。

しかし、江戸川区では、保育ママに預けている場合のみ、

  • 1歳児の4月入園
  • 区立の認可保育園

への入園を希望する際には、+1点の加点がなされます。

②就労内定者にはやや厳しい

他の市区町村では、求職中でも就労(外勤)が決まっている場合には、育児休暇前から働いている人と同じ条件で基本指数がつきます。

例えば、求職中だけどフルタイムでの就労が決まっていれば、育児休暇明けの就労時間がフルタイム(時短勤務でも書類上フルタイムであればフルタイム)の人と50点の基本指数がつくのです。

しかし、江戸川区の場合は、求職中だと基本指数が10点で、さらに、外勤での就労が決まっている人は、調整指数で10点の加点がつきます(上の表の項目10を参照して下さいね。)が、合計20点にしかなりません。

江戸川区では、求職中だけど就労が決まっている家庭は、育児休暇前から就労している家庭に比べると、認可保育園への入園は狭き門かもしれないですね。

③在園する兄弟姉妹がいる場合はかなり有利

項目の6に、「申込児の兄弟姉妹が希望園に在園中、又は4月の利用調整時に兄弟姉妹がすでに内定している場合」と書かれています。

認可保育園に預けたいお子さんに兄弟姉妹がいて、その兄弟姉妹がいる保育園を希望する場合には、+6点の加点がなされます。

江戸川区は、調整指標の項目が少ないのですが、その中で、この+6点は、かなり入園に大きく影響するはずです。

江戸川区では、すでに認可保育園に通園している兄弟姉妹がいる家庭はかなり有利になります。

④双子以上の入園希望者にも+1点

項目の5に「双生児以上の申し込み」と書かれています。

入園を希望するお子さんが、双子以上の場合には、+1点が加点されます。

 江戸川区での保活のポイント

①保育ママさんについて

江戸川区の調整指標から認可保育園の入所のしやすさを考えると、0歳児のときに認可保育園に入園できなかった場合には、保育ママさんに預けると1歳児クラスから認可保育園に入りやすくなる印象を受けます。

保育ママさんは、保育士さんだけでなく子育て経験があり研修を受けた人もなることができます。

保育ママさんという制度に不安を感じる人は、自分が納得いくまでリサーチしましょう。

保活のときや市役所にいったとき、育児サークルに参加したときに、評判の良い保育ママさんを聞くのも有効です。

②兄弟姉妹

江戸川区は、すでに認可保育園に通所している兄弟姉妹がいる場合には、認可保育園への入園がかなり優遇されています。

1人目のお子さん(又は保育園に入る年齢のお子さんが一人)の場合、兄弟姉妹入園をしている人、させる人が多いと、認可外保育園への入所はかなり厳しい状況です。

保活の保育園見学のときに、現在在園中のお子さんの妹や弟の誕生でママやパパが育児休暇を取得している方で、ご自身のお子さんを入園させたいクラスを希望する保護者の方がどれくらいいそうかを聞いてみるといいかもしれません。

また、市役所にいったときにも、お子さんの入園を希望する保育園に兄弟姉妹がいなくても保育園に入れる方が毎年どれくらいいるのか?を聞いてみるのも有効です。