2016/09/24

ドラマ「コウノドリ」第10話から考える

今回もドラマ「コウノドリ」第10話を見た雑感です。

ついに、ドラマ「コウノドリ」が最終回を迎えてしまいましたね・・。見るたびに苦しくなる場面が多く、ウキウキしながら見るようなドラマではなかったですが、毎回見ずにはいられませんでした。

 

ドラマ「コウノドリ」は、人によっては一生知らずに過ごすかもしれない周産期医療センターでの様々なお産が如実に描きだされていたと思います。

「小さく生まれた赤ちゃん」のパパやママの何気ない一言も本当にリアルで、我が子のNICU生活を思い出すことも多かったです。

最終話は、「死戦期帝王切開術」を通してのペルソナ総合医療病院のチームワーク、先天性疾患を持つユウヤくんのパパとママの心の葛藤、めいちゃんを1人で育てるシングルファーザーの永井さんの葛藤、不妊治療を乗り越えて赤ちゃんを授かった相沢さんの心の変化が描かれていました。

最終話だったので、とても盛りだくさんの内容でした。サクラの過去についても恵子ママから語られましたしね。

とても良いドラマでしたが、もう一度見返すことはあるのでしょうか。いつか再放送等で見ることがあれば、我が子のNICU生活からかなりの時間が経過していると思いますが、それでもやはりそこがスタートだったことを思い出させてくれるドラマなので、見てしまう気がします。

「それさえきちんとわかっていれば、これから先何があっても強く生きていけると思うんです。」

これは、めいちゃんのパパが「めいちゃんの誕生日がママの命日である事実」をいつかはめいちゃんに話さなければいけない苦悩をサクラに語ったときに、サクラが自分の出生と重ね合わせてめいちゃんのパパに「逃げずにちゃんと話してあげて下さい。どんな思いで永井さんご夫婦がめいちゃんの誕生を決断したか・・・。どんなにめいちゃんの誕生を望んだのか・・・」と言った後のセリフです。

これは、自分の母親も父親の記憶も無いサクラが一番知りたい事なんですよね。サクラは今もなおサバイバルギルティと戦っているということですよね。

サクラの場合は、ご両親とも不在な中で成長してきたので、ものすごい葛藤なんだと思います。

私の学区には児童養護施設があったので、児童養護施設から学校に通う友達は身近でした。中学三年間は、親友の中の1人もそうでした。こうした環境の中で実際に児童養護施設を見てきましたが、ご両親共に不在なケースは稀です。どちらかというと、どちらか一方の親御さんとは交流があり、長期の休みなどは一時的に帰宅したりしていました。

こうした事情から考えても、ご両親のことをほとんど知らないサクラは、児童養護施設でもまたとても孤独を感じていたと思います。

恵子ママが「あんたは望まれて生まれてきた。」とサクラに語りかけていましたが、この言葉をサクラ自身が心の底から実感する日がくることを祈るばかりです。

恵子ママの言うとおり、人の何倍、何十倍も幸せになって欲しいです。

「ママもっとユウタに早く会いにきたらよかったねごめんね。」「悪いパパだったね。」

これは、生まれてきた赤ちゃんが先天性疾患を持っていることをなかなか受け止められなかったユウタくんのママとパパが、ユウタくんと対面したときにユウタくんにかけた言葉です。

ユウタくんのパパやママだけでなく、子育て中って幾度となく子供に対する態度を後悔するときがあります。

そんな時は、ユウタくんのパパやママのように、子供に謝って、そこからまたリスタートを切れば良いんだなぁと思いました。

ユウタくんのパパを背中を押してあげた四宮先生、格好良かったですね。

「アンタのお母さんは命をつないだんや。」

これは、恵子ママがサクラに、サクラは望まれてきて生まれてきて、サクラのお母さんはサクラに立派に命をつなぐ役目を果たしたんだよと語りかけた中の言葉です。

このドラマの中では本当に様々なお産が描かれていました。この状況で生むのはどうなのか?と思う人もいるようなお産もたくさんありました。

しかし、人間も動物です。動物である以上、「命をつなぐ」ということは大きな使命なんですよね。

人間は、「命をつなぐ」こと以外にもたくさんの使命があり、それを果たすことができます。そのため、自分の役割に迷うこともありますが、動物の世界はとてもシンプルだったりしますよね。

イチジクコバチという昆虫のオスは、命をつなぐためだけに生き、数時間で死んでしまいます。こうした動物を見ていると、人間もまた動物であり、「命をつなぐ」という役割があることを思い出します。

この「コウノドリ」も、様々な「お産」を通して、「命をつなぐ」ことそのものが人間の大きな使命のうちの1つであることを教えてくれたと思います。

ドラマ「コウノドリ」ありがとう!!

実は、私は、今まで生きてきてドラマをほとんど見たことがありませんでした。毎週きちんと見たドラマは生涯で10本もありません。

しかし、今回、この「コウノドリ」は毎週欠かさず録画して観ていました。そして、この雑感をブログに書くことで、「コウノドリ」を掘り下げてみることができました。

自分が母親になりたいと思った日のこと、自分が母親になった日のこと、命をつないだ日のこと、全て忘れがちですが、この日のことを忘れずに生活していきたいと思いました。

★「コウノドリ」のサントラです!

聴くと感動的な場面が蘇ります。

 



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