2016/11/10

つわり、切迫早産、出産で仕事をお休みするときに頼れる制度や妊娠中にもらえるお金を知って働く妊婦さんの悩みを解消しよう!

双子妊娠中の働くママの悩みを解消しよう!

前回は、双子妊娠中のママ(双子じゃなくても読んで頂ければ嬉しいです♪)の「お金」の悩みを解決しようと、「双子妊娠中の切迫早産での入院費や双子の出産費用など双子妊娠中の「お金」の悩みを解消しよう!」という記事を書きました。

今回は、双子妊娠中の働くママが、

  1. 思うように働けないときに頼れる制度やもらえるお金
  2. 出産のためにお仕事をお休みするときに頼れる制度やお金

について書きます。

ただ、双子妊娠の特別な決まりがあるものは、産前休暇の開始日くらいで、あとは1人の赤ちゃんを妊娠している場合と同様の制度を活用したり、お金をうけとれたりします。

・・・ので、双子ちゃん妊娠中の方以外も何かの参考にして頂ければ嬉しいです。

【1】思うように働けないときに頼れる制度やもらえるお金

思うように働けないときにも2つの状態があります。

  1. なんとか会社に通えるものの思うように働けない状態
  2. 会社に通うことができない状態

です。

1.会社に通えるものの思うように働けない状態

①つわりや切迫早産のとき

妊娠初期の「切迫早産」は積極的に治療することができないためお医者さんからは「できるだけ安静に」と言われることが多いと思います。そうすると、できれば満員電車での通勤や重いものを運ぶ作業等は控えたいですよね。

また、「つわり」の時期も、人によって症状は様々ですが、できれば満員電車での通勤を控えたり、少し休息を取りたいときがありますよね。

なお、双子を妊娠していると「つわり」がキツイと言われたりしますが、私の場合は、双子を妊娠した時の方がマシでした。人それぞれのようなのであまり怖がらなくても良いかと思います。

②妊婦さんを守る法律がある

  • 満員電車での通勤を避けること
  • 重いものを運ぶ作業を控えること

は、妊婦さんが望めば、会社側はその要望を聞き入れなければなりません。これは、このような妊婦さんを守る法律があるからです。

★関連記事★思うように働けないときや不当な扱いを受けないように妊婦さんを守ってくれる法律を知っておこう!

③母性健康管理指導事項連絡カードを使いましょう。

ただ、なかなか自分の要望を会社に強く伝えるというのは気が引けますよね。

そこで、そのような場合いは、お医者さんの指導内容を会社側にスムーズに伝えるために、「母性健康管理指導事項連絡カード」 を活用しましょう。

母子手帳の後ろの方に「母性健康管理指導事項連絡カード」が付いています。これをコピーするか、もしくは、厚生労働省のホー ムページからもダウンロードして、お医者さんに記入してもらい、会社側に提出しましょう。

2.会社に通うことができない状態

①「重症妊娠悪阻」や「切迫早産」等

「切迫早産」で大量の出血が止まらないときや重症な「つわり」である「重症妊娠悪阻」で嘔吐が止まらないときには、お医者さんから自宅での絶対安静を指示されることや入院することがあります。

こうした場合には、もう会社に通うことができません。

②頼れる制度と受け取れるお金

このようなときに頼れるのが、

  1. 有給休暇
  2. 傷病手当金
  3. 医療保険の給付金

です。

1.有給休暇

お休みする期間が2~3日で済むのなら「有給休暇」を取得すれば良いと思います。もちろん、休暇を取得するときに、現在の自分の状態をきちんと伝えておきましょう。

2.傷病手当金

傷病手当金は、「切迫早産」や「重症妊娠悪阻」等で4日以上会社を休んだ時に、4日以降、休んだ日数分お金が支給されます。受け取れるお金は、だいたい普通に働いているときの2/3です。

ただし、このお金を受け取れるのは、勤め先の健康保険に加入している女性だけです。国民健康保険に加入されている方は受け取れません。

なお、傷病手当金は切迫早産や重症妊娠悪阻で入院せず、「自宅療養」をしていても受け取ることができます

(※妊娠中の「傷病手当金」について記事にしたつもりでしたが、していませんでした。申請の方法等の細かいことは後日まとめた記事を書きます。)

3.医療保険の給付金

ご自身が民間の医療保険に加入されていて、「切迫早産」や「重症妊娠悪阻」で入院した場合には、「切迫早産」や「重症妊娠悪阻」による入院が保険の対象になっていれば給付金が支給されます。

また、ご自身の健康保険のプランに通院補償もついていれば、「つわり」等の点滴治療に対しても給付金が支給されます。

ご自身の加入している保険会社に問い合わせてみてください。

4.有給休暇と傷病手当金の兼ね合い

妊娠中に切迫早産や重症妊娠悪阻で会社をお休みする場合には、最初の期間は有給休暇を使い、その後、傷病手当金を申請するという流れになると思います。

ここで、有給休暇をどれくらい使うのか?が心配になる方も多いと思います。ここで使いきってしまっては、仕事に復帰した後の妊婦健診等で使う有給休暇がなくなってしまう・・・・。もしまた体調不良になったらどうしよう・・・・。といった不安はぬぐえませんよね。

この辺りは「自分はこのようなケースを心配しているのですが、こうした場合にはどうしたら良いですか?」と具体的な質問を聞いてもらい、話し合いましょう。妊婦さんには妊婦さんの事情がありますし、会社にも会社の事情があります。頼れる制度を活用しつつもきちんとコミュニケーションをとることも大切だと思います。

【2】出産のために仕事をお休みするときに頼れる制度やもらえるお金

①頼れる制度:「産前休暇」

「産前休暇」とは、労働基準法に基づく休暇で、妊婦さんは、出産予定日の6週間前(42日前)から産前休暇を取得できます。

双子以上(多胎)を妊娠している妊婦さんは、出産予定日の14週前(98日前)から産前休暇を取得することができます。

さらに、帝王切開や促進剤を使った分娩等の計画分娩で、「計画分娩の日」が「出産予定日」以前の場合には、産前休暇の開始日を「計画分娩の日」から6週間前(双子の場合は14週前)とすることができます

★関連記事★双子妊娠中のママも必見!帝王切開や計画分娩の妊婦さんの産前休暇(産休)はいつからなのか?

↑こちらの記事に詳しく書いています。私も「計画分娩の日」から14週前から産前休暇を取得することを会社に了承して頂きました。

②もらえるお金:「出産手当金」

「出産手当金」は、出産の日以前42日(双子の場合98日)から出産の翌日以後56日までで、会社を休んだ期間を対象に支給されるお金です。

「出産手当金」は、1日につき普通に働いていたときの約2/3に相当する額がもらえます

(※こちらの記事も詳しく書いた記事があったのですが、読み返したら内容が不十分でしたので、後日書き直します。書き直したら、ここにリンクを貼ります。※)

 

制度やお金で解決できない悩みは?

このように、妊娠したことで思うように働けなくなっても、頼れる制度や受け取れるお金があるので、収入が全くなくなってしまう!?といった事態は回避できると思います。

しかし、「きちんと働きたいのに働けない。」「周りの人に迷惑をかけている。」という気持ちの部分の悩みはなかなか解消できないかもしれません。

このような気持ちの部分の悩みは、やはり周りの人とコミュニケーションをとって解消するしかないと思います。

「お休みをたくさん頂いて申し訳ありません。」「いつもフォローして頂いてありがとうございます。」と常に周りへの感謝の気持ちを伝えることと、できる範囲で頑張ることで、なんとか自分の気持ちと折り合いをつけてみてはいかがでしょう。